『国立科学博物館』に行ってきました
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2月10日土曜日。
初めて訪れましたが、博物館ってやっぱり面白い!!!
(「国立科学博物館」のサイトはこちら)
(たまプラーザ駅から上野駅へ。表参道で1回乗り換え、乗車時間は約1時間とちょっと遠かったけれど、行く価値は十分にありました!)
入館料大人(一般・大学生)ひとり 620円、 高校生以下無料。
高校生以下、無料って!
民間のアミューズメントパークなどの入園料に慣れた感覚からすると、破格です。
こどもたちへの教育の開かれた門戸に、感動。
近所に住んでいたら、絶対通う。
「日本館」と「地球館」、ふたつの建物から成る『国立科学博物館』ですが、1日ではとても全部回りきれませんでした。
興味深い特別展・企画展も開催されていますが、まずは常設展示で十分!
今回は主に「地球館」で遊んできた、その模様をレポートします♡
もし3〜6歳ぐらいの子連れで行くのなら
博物館に到着したら、まずは地球館に行き、1Fインフォメーション横にある発券機で「親と子のたんけんひろば コンパス」で遊ぶための整理券を取っておきましょう!
地球館B3F「自然のしくみを探る」
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普段の生活の中では、なかなか気に留めることもない、自然の理。
様々な発明装置など展示されていて、体験しながら物理・科学に触れられるような仕組みがいっぱい!
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力から熱へのエネルギー変換装置に、夢中だったゆい。
「AをすることによってBが起こる」ということが、ゲーム感覚で楽しかったみたいです。
親が文系なのでスルーしがちだけれど。
ゆいは実験も大好きだし、工作でバネの仕組みなどにも興味を示すし、そういう関心を失わないよう、理系の思考回路もしっかり身につけられるようにしてあげなければ!とつくづく思いました。
親子共々、そういう「気付き」が得られることも素晴らしい。
地球館B2F「地球環境の変動と生物の進化」
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天井に吊るされた大迫力の恐竜の骨。
圧倒されます!
約40億年前に誕生した生命。
果てしないその道のり。
始まりから、これまでの進化をたどります。
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トゥルカナ ボーイをまじまじと見つめていたもも。
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二足歩行の哺乳類/人類以前の生命体は、chibicoの理解の範疇を超えている。
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巨大なアンモナイト。
地質学研究にとって、極めて重要な生物群。
古生代シルル紀末期から白亜紀末までのおよそ3億5000万年の間、海洋に栄えた頭足類… と聞いても、もはやただの石といえば石。
(そんなことを言ったら、浪漫も何もないじゃない!笑。)
日本館B1F「シアター36◯(サン・ロク・マル)」
地球館から、日本館に移動して。
これも、絶対行って(見て)おきたかった見所のひとつ。
360度、上下左右ぐるりとスクリーンになっている丸い形の小さなドームに入って、映像を鑑賞できます。
臨場感、映像の中に入り込むような浮遊感も楽しめて、面白い!
地球の内部に侵入してマグマを感じたり、海の中を探検して海洋の食物連鎖を目の当たりにしたりと、豪華2本立て(10分)のショーを満喫。
レストラン「ムーセイオン」でランチ
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腹ペコいえーい!
地球館中2階にあるレストラン「ムーセイオン」にて。
館内で、きちんと食事をとれるところは、このレストラン1つのみ。
3連休初日、博物館も少し混雑していて、レストランに行ったら待ち時間30〜35分とのこと。
名前を記入しておきトイレに行って戻ってきたら、すぐ名前が呼ばれました。
待ち時間5分じゃん!笑。
お腹を満たしたら、また色々見て回りたいものが待ち構えているし、レストランで長居をすることもなく回転率が高いのかしら。
メニューも多くないからか、注文したものが提供されるスピードも速かったです。
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ティラノサウルス足型ピザプレート 680円。
どこがティラノサウルスなのか、よく分かりませんが。言ったもん勝ちやね♡
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パンダオムハヤシプレート 1,250円。
パンダきた。シャンシャン。上野ですね。
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恐竜の足型ハンバーグ ライス付き 850円。
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スパゲッティーミートソース 520円。
「これ、絶対これ!」と、パスタ好きのゆいは即決でした。かなりのボリュームをペロリと平らげて。
ゆいのこのパスタが、一番コスパがよかったです。笑。
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NYチーズケーキとコーヒーのセット 670円。
程よくまったり寛いで、お腹も満ち足りたところで。
さあ、午後の探求へ、いざ出陣!
地球館3F「大地を駆ける生命」
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これらが一体何なのか分かるまで、時間を要しました。
あまりにもリアルで、猛々しく、崇高で。
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全部、剥製。
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絶滅種の剥製の展示もあり、地球上には様々な生き物が存在している/していたのだと。
人間も、ひとつの種類に過ぎないと、ハッとして、思わず息をのみました。
地球館3F「親と子のたんけんひろば コンパス」
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15時の指定時間がきたので、やってきました。
事前に整理券を取っていた、人数制限/時間制限(45分)のある遊び場「コンパス」。
靴を脱いであがります。
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滑り台があったり、アスレチックがあったり。装飾の動物たちも、作り物ではなく、剥製とのこと。
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シロクマくん「ちょっと、君、被ってる、被ってるて。」
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ももは「ママ」でもなく「パパ」でもなく「ういちゃぁん!」と、お姉ちゃんの後を追う。
(「ゆ」がまだうまく発音できなくて「ういちゃん」になる♡)
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ミニボルダリングも、しゃしゃっと上る。
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球体の中に映る自分たちの顔が、ゆがんで伸びて、逆さまになって、ゲラゲラ笑っていたふたり。
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下から潜って、ひょっこり出てきたり。
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こっちで走り抜けたと思ったら、向こうでよじ登っていたり!
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虫眼鏡で昆虫や花を観察して、静のモーメントも。
触れて、見て、驚いて、
体全部を使って遊んで。
あっという間の45分でした!
地球館1F「地球の多様な生き物たち」
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秋にはこどもたちが拾って持って帰ってきたり、クリスマスリースに使ったりと、身近な松ぼっくり。
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こちらの貝殻もそうですが、大小、数が揃って一堂に会し整列していると、妙にキュート♡
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甲殻類は…
キュート… ではない。笑。
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3歳児のちびっこは、鑑賞したり感銘を受けたり、というレベルには到達していないけれど、嬉しそうに博物館内を動き回っておりました♡
何かしら、感じ取っていることでしょう。
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出口すぐ、帰途につく際も楽しませてくれる、実物大模型の「 シロナガスクジラ」。
とにかく
大きい!!!
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上野は、駅の構内もパンダモチーフ。
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上野恩賜公園に立つ、西郷隆盛の銅像。
大河ドラマ『西郷どん』を見ているところなので、タイムリーです。
(糸が、これは西郷どんではないと言っておりましたが。)
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国立科学博物館のすぐそばには「正岡子規」の名が掲げられた球場も。
(正岡子規は野球愛好家で、上野公園内でも野球を楽しんでいたそう。)
上野公園を少し歩けば、野口英世の銅像もありました。
東東京は、歴史が散りばめられているというか、偉人の名や、功績を讃えるものがごくごく身近に在る。
そういうものが自然と身につく、目につく環境って、得ようと思って得られるものではないので、羨ましい限りです。
国立科学博物館のそばには、国立西洋美術館、東京文化会館、東京国立博物館など隣接。
シャンシャンのいる上野動物園も、すべては花見の名所の上野公園内。
改めて、最強エリアですね。
わ〜、アメ横も見たい〜と思いながらも、ちびっこたちが疲れきる前に帰宅すべく、後ろ髪を引かれながら国立科学博物館/上野を後にした、我々一行でありました。
見所・魅力満載の小旅行をした気分♡
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