奈良へ小旅行〜奈良町にぎわいの家〜東大寺〜鹿とたわむれる♡




令和2年1月4日。

古都奈良へ、小旅行。

ゆいとももは、初めての奈良。

数ヶ月前、「ダーウィンが来た!」で奈良の鹿を見て、興味津々だったゆい。

今度大阪に行った時、鹿に会いに行く?と聞くと「え!?行けるの!?ここ!?鹿いっぱいいるところ!?」と仰天。

大阪から、近いよ♡

夫君もあやちゃんも、大仏様を拝みに行きたいねということで、一気に機運アップ、

いざ奈良へ。

久しぶりの奈良は、魅力いっぱい!

近鉄奈良駅構内、奈良県のマスコットキャラクターせんとくんや鹿のオブジェなどがあり、しっかり観光地。

せんとくんと鹿の距離感、微妙か。笑。

構内に、奈良土産を扱うショップが15店舗集結した比較的新しいTime’s Place奈良(小型のショッピングモール)もあったり、人出も多く、

あれ?奈良ってこんなに賑やかだった!?

近鉄奈良駅を出てすぐ。

待ち合わせ場所の定番、行基菩薩の噴水。

奈良時代の僧侶、奈良の発展に大きく貢献した行基菩薩像が、静かに東大寺の大仏様の方向を向いています。

駅を出るとすぐに、ひがしむき商店街が伸びています。新旧入り乱れ玉石混淆のアーケード、雰囲気ある〜。

奈良漬けのお店があったり、

大福にも鹿のモチーフが付いていたり、奈良ちっく満載で、テンションアップ!

ひがしむき商店街を抜け、三条通沿いにある「中谷堂」さん。

関西ではしばしばテレビなどでも取り上げられる、高速餅つきで有名な中谷堂、その餅つきを生で見ることができました。

えいさほいさと、めちゃくちゃ高速!水しぶき?というかお餅の破片?か何かが、ピチャピチャと飛んできたー!笑。

もちいどのセンター街、下御門商店街を抜けて、

古い建物などがそのまま残っていて、情緒あふれる奈良町散策!

1917年(大正6年)奈良町生まれの、町家。

登録有形文化財の町家そのものを展示する感じで「奈良町にぎわいの家」として、なんと入場無料で開放されていました。

灯籠や石が敷き詰められた、玄関脇の設え。

かまどには火が入っている、通り庭。天井の高さ、光の差し込み具合に、心奪われる。

座敷には、期間限定で昔ながらのお正月遊びの道具が置かれていて、自由に使ってよくて。

子鹿のふたりも、早速福笑いに挑戦して、大笑い!

外廊下の向こうには、離れ座敷。

床の間に飾られていた鏡餅も、本物。

襖を開けると、どんどん繋がる和室、それぞれの和室の床の間は、趣それぞれ。

縁側、ふすま、障子、格子、柱や梁はもちろん、細部に至るまで、日本人でも感銘を受ける「奈良町にぎわいの家」。

誰がどうやってこれほどのクオリティーを維持しているのだろうと、無料なのが不思議なぐらいでした。

時間が許せば、もっとゆっくり見学したかった!

ここからほんの少し先に古民家カフェ「カナカナ」があり、そこでランチ。

*カナカナさんの詳細はこちら

美味しいランチでエネルギーチャージした後は、東大寺=奈良の大仏様と鹿を目指して、レッツゴー!

明治42年創業のクラシックホテル「奈良ホテル」を通り抜け、荒池にかかる橋を眺めつつ。

道路には、鹿注意!のシグナル。

商店街などにはさすがにいなかった鹿たち、ようやく現れ始めて、ちびっこたち大喜び!

ゆいは、奈良駅を降り立った瞬間から、鹿がうようよいると思い込んでいて、奈良町を散策している間「ダーウィンのウソつき!」(勝手な思い込みです。)とボヤいてたから。笑。

鹿とお近づきになれる鹿せんべい、ゲット。

ゆい、嬉しそう〜♡♡

奈良観光のお約束、鹿へあげる鹿せんべいは、至るところで売られています。どこで買っても、10枚200円。

以前は10枚150円だった鹿せんべい、増税に伴い、2019年10月から200円になったそうです。

鹿とたわむれながら、目指すは東大寺。

「鹿ぁ〜♡おいでや〜♡」

ホクホクした笑顔で、友好的な態度を示したももでしたが。

この直後、鹿から前脚をガッと上げて威嚇され、ビビりまくり!

ツノはオスにしか生えず、大きなツノは強さの象徴。

もも、立派なツノ付けてるからかな?ツノ(カチューシャ)のせいかな!?と言うと、大急ぎでカチューシャ取ってた。笑。

(奈良の鹿たちは、この時期、安全のためにツノは切り落とされています。)

東大寺南大門が見えてきた!

南大門は、「東大寺大仏殿(奈良の大仏様がいるところ)」へと向かう参道の途中に位置しています。

門の高さが25mもある、日本最大の「門」。

鎌倉時代の正治元年(1199年)に復興されたもの(天平創建時の門は平安時代に大風で倒壊)で、国宝です。

見れば見るほど、木造建築の設えの美しさ、圧倒的な迫力に息をのむ。

門の左右には運慶・快慶が制作したという「金剛力士像(仁王像)」が設置されていて、見逃せないポイント!

口を開けた「阿行(あぎょう)像」

人のサイズと比較すると、金剛力士像の大きさ、立派さがよく分かります!

口を閉じた「吽行(うんぎょう)像」

ほんと、力強くて、桁外れの格好良さ。

金剛力士像の「阿形」「吽形」は、それぞれ世界(宇宙)の始まりと終わりを表しているそう。

南大門を抜けると、東大寺の中門が見えてきて。こちらは、享保元年(1716年)ごろの再建らしいです。

中門の廻廊をグルーっと巡って、東大寺の拝観料を払ってさらに進むと、ついに、

堂々たる大仏殿(国宝)が現れます。

大仏殿の中に静かに鎮座されている、奈良の大仏様(国宝)。正式なお名前を、盧舎那大仏(るしゃなだいぶつ)というのですね。

眺めているだけで、とてつもなくありがたい気持ちになってきます。

奈良の大仏様のお隣には、金色の仏様がいて。

如意輪観音坐像というらしく(江戸時代 元文3年(1738年)ごろの作品)こちらは国指定重要文化財。

その裏側にもまた仏像があったり、え、大仏殿の中って、大仏様だけじゃないの!?こんなのだったっけ!?!?と驚き。

なんて刺激的な、奈良。

国宝だらけ。日本の歴史が息づいている。

そして、知らないことが多過ぎる。

次は、もっと勉強してから行こう。

大仏殿の中のお楽しみスポットといえば「柱の穴くぐり」!

大仏殿を支える大きな柱に穴が開いていて、そこを通り抜けると「無病息災」や「祈願成就」の御利益があるというもの。

早速、もも、くぐり抜けます。

余裕で、ひょっこり♡

ゆいも、それいけ!

こちらも、難なくクリア♡

折角なので、chibicoも抜けてきました。

腕を伸ばして入って、少し体を斜めにすれば、すんなり♡

大人はあまりやらないそうですけれど(通り抜けられなくて詰まったりすると、悲劇。)

最近は、SNSなどで知った外国人観光客も多く、かなりがたいの大きい外国人も挑戦して、見事に抜けていらっしゃいました。

その様子を見た夫君「あの人が行けるんなら、俺もイケる」とトライし、なんとか抜けてた!笑。

東大寺を拝観し終えたら、16時半。

この時刻の赤い夕日が、とても荘厳で。

あとは、暗くなる前に鹿に鹿せんべいをあげながら、ぶらりぶらりと近鉄奈良駅へ向かうとしましょう。

ここら辺一帯は緑が豊か。

「大仏と緑と鹿」が揃って、広域に「奈良公園」と呼ばれるエリア。公園といっても、寺や神社が点在する緑地、林や森です。

鹿せんべいを持っていると、寄ってくる〜。

鹿にうようよ近づいて来られると、案外、怖い。人にものすごく慣れているとはいえ、野生は野生。

焦らずにあげるのが、コツですね。

ゆい、あっという間に手持ちの鹿せんべいがなくなり、また買い足して。

ぐいぐいくる鹿に後退りしながらも、懸命に鹿せんべいをあげていた♡

鹿はもういい、とちょっぴりふてくされたももは、パパに抱っこされ、鏡池を臨む。

4日で、まだ初詣にくる方々もいて(春日大社へ向かう方も多かった)、帰り道の参道の両脇には屋台も軒を連ね、情緒があって。

奈良駅から大阪難波まで、特急に乗る。

乗車券とは別に、特急券が必要な電車だったのだけれど、すぐに乗れて早いし、もうこれで行っちゃおうということで。

リクライニングで足を伸ばしてリラクシン’、ボックス席にすると旅行気分が存分に味わえて。

ぶどう飴を、舐め舐め。

気軽に出かけた奈良でしたが、夫君、あやちゃん、chibico、ゆい、もも、5人ですこぶる楽しくて。

古都奈良への小旅行、

 

大 満 喫♡

 

また、ゆっくり、じっくり散策しに行こう!

 




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