ゆい6歳、乳歯が抜けていないのに永久歯が生えてきた!自然に抜ける気配なく、乳歯を抜く。




ずっと気になっていた、乳歯をついに抜歯。

乳歯から、永久歯に生え変わる時期がやってきました。

乳歯は6歳頃、下の前歯から順に生え変わり始めるといわれます。けれど実際、周りのお友達では5歳の早い段階で抜けた子もいれば、お友達のお兄ちゃんで小学3年生で初めて抜けた!という子も。乳歯が抜けてから、永久歯が生えてくるまでの期間もまちまちで、歯の生え変わりは、個人差がありますね。

幼稚園のお友達の間でも、一時期「歯が抜けるなんて、すごい!ブーム」があって、その頃はゆいも「ゆいちゃんも早く抜けないかなぁ」なんて、歯抜けに憧れておりました。笑。だんだん、歯が抜けることが珍しいことではなくなり、何も言わなくなりましたが。

順番としては、まずグラグラしてきた前歯が抜けて、ひょうきんな可愛らしいお顔をしばらく楽しむ。それから永久歯が生えてくるのだと思っていました。ところが、ゆいは、乳歯がしっかり歯茎に鎮座しているその後ろから、永久歯が生えてきて!

ゆいがまさにそうでしたが、下の前歯に多く見られるパターンだそうです。


9月末か、10月初旬だったでしょうか。

ゆいが「新しい歯が生えてきたよー!」と、嬉しそうに教えてくれたのは。舌で触って、歯茎に突起があるのが分かったよう。

10月7日の運動会の時は、ほんの少しぐらついている乳歯で、綱引きなどする時、しっかり歯を食い縛れるのだろうかと心配した覚えがあります。その時点で、ちょっこり永久歯が頭を出してから、1週間ぐらい経っていたはず。

かすかに揺れるけれど、やけに頑丈に生えている乳歯。でも、グラグラしかけたら、あっという間に抜けたよ!という話も聞いていたので、なんだかんだ言ってそのうち自然に抜けるかしら、と。

まずは、様子見。

けれど、日が経っても、ぐらぐらは進行せず、永久歯はどんどん主張してくる。下の前歯が2×2本、前後にダブル状態。

夫君も、永久歯が生えてきたのに乳歯がなかなか抜けなかったそうで、結局歯医者に行き、乳歯を抜いたらしい。下の前歯も、上の前歯も!

とにもかくにも、一度歯科医に相談、きちんと診てもらう必要があると思いつつ。

忙しさの中で、後回しにしていました。


10月31日火曜日。

母がいてくれて、ちょっと気持ちに余裕もあって。歯医者には、やっぱり急いで行った方がいいわよねぇと改めて話す相手がいて、弾みがついて。ハロウィンのおやつを楽しんだ後、思い立ち、歯医者に診察の予約の電話をいれました。そうしたら、当日の夕方空いていますとのこと!善は急げ、じゃあ伺います!と二つ返事。

現状を診てもらうつもりで、まさかその勢いでその日に抜くことになるとは、微塵も思っていませんでしたが。

逆に、その心構えがなかったことが、余分な恐怖心などゆい本人にも生じるスキがなくて、この場合は吉と出たように思います。

「歯医者さんに、歯を診てもらいに行く事になったよ!用意したら、お出かけするよ!」と告げたら「トリック or トリートって言ったら、消しゴムもっとくれるかなぁ!?♡」なんて、ソワソワしていたぐらい、余裕だったゆいです。笑。

麻酔中。

抜くことそのものよりも、麻酔の注射の方が痛いそう。

ですが、じーーーっと我慢強く、横たわっていました。


我が家、歯科のかかりつけ医は、まだどこにも決まっていなくて。

たまプラーザには数多くの歯医者さんが存在して、相性もあるというし、どこに行けば良いのか本当に迷います。

こちらの歯医者さんは、以前1度お世話になったことがありました。今回も本当に上手に対応してくださったので、こどもの歯医者はこれからはここに決まりかしら。

(先日、ももの3歳児健診でたまたま診てもらった「きいデンタルクリニック」の城井(きい)先生も、すごく感じがよかったです。)

診察して、抜歯をすぐに勧められました。永久歯がかなり生えてきてしまって、まだ抜けそうにない乳歯をこのままにしておくと、永久歯の歯並びに影響を及ぼすということでした。

ゆい本人にも、穏やかに説明してくれて、すんなり抜歯の方向へ。痛いかもしれないという恐怖が先立ち、嫌がったり泣いたりするこどももいるそうですが、ゆいは、誰も悪いようにはしない、ゆいのためにちゃんとしてくれる、と思ったようです。

麻酔が効いていることを確認した後、イメージ的には「くりくりくり、スポン」という感じで、あっという間に乳歯が2本、抜かれました。麻酔がきいているので、ほげーっと開いた、しまりのない口元です。

「ひゃぁああ〜、ゆいちゃん、本当にえらかったねぇ。すごいね。大丈夫!?痛くないのね!?よくやったよ〜。すごいよ〜。」ゆいを褒めたたえながら、chibicoがものすごい安堵の気持ちで半泣き状態。と言いながら、これを激写していました。笑。

抜けた乳歯の穴の向こうに、永久歯が見えています。

止血のために、ガーゼを噛んでしばらくじっとしていて。

ほとんど血も出ていませんでしたし、その後、出血することもなく。

帰宅後、麻酔が切れた頃に痛がるかもしれないからと、痛め止めのお薬ももらいましたが、そのお世話になることもなく。

大変だったのは抜歯後、麻酔が切れるまでの、2〜3時間。

ゆいを固唾を飲んで、見守る。

本人は麻酔で感覚がないので、無意識に、抜いたところを触ってしまったり、下唇を下の歯にこすり付けるように動かしてしまったり、とにかく余計なことをすると、口元が腫れ上がる可能性があるし、衛生的にも良くない。最低でも2時間は、口をぽかーっと開けた状態のままでいること。

そうすることが、感覚のない本人には難しい。なので、そばから離れず、触りそうになったらその手を制止して、じっと見ていてあげてください、と言われて。

これまた、母がいてくれて、本当に助かりました。とにかく、心強かったですし。

ゆい一人なら、自分のことは後回しでじっとそばにいてあげられるけれど、ももがいるので、そうも問屋が卸しません。夕方に診察に行ったので、時間帯的にももの甘えん坊タイム到来、晩ごはんもあって。chibicoがバタバタしている間、母がゆいを見守ってくれていました。

ずっと口を開けたままをキープすることは、思いの外大変で、ゆい本人もよく頑張りました。

(この日の晩ごはん、カレーをすでに仕込んであったけれど、さすがにゆいは食べられず。)

抜いた乳歯2本は、可愛い歯の形のケースに入れて、ゆいの首にかけてくれました。

今、これが、ゆいの一番のお気に入りアクセサリー。

得意げにかけたネックレス、小さな歯が2本入っているので、カラカラと軽快な音が鳴る。笑。

成長段階を、ひとつひとつ、確実に登っている6歳児であります♡




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