バリに行ったら、やっぱり一度はウブド(バリ島内陸の地域)方面にも足を伸ばしたい!
今回の旅行では、こどもたちが象に乗る経験をする、ということも外せない目的のひとつ。
エレファントライドは内陸部のウブド村郊外で行われているので、1日はウブド観光にあてました。
バリ島は、電車も地下鉄もないところ。観光客向けの遠距離バスは出ているものの、自力で移動は難しい。
現地ツアーに申し込んだり、運転手付きの車をチャーターするのが基本です。
バリ島家族旅行3日目は、ウブドへ!
バリ島内陸部は、生い茂る緑、深い森!
「バリアートと芸術の村」といわれるウブド。
次にバリに行くなら、ウブドでも最低3日間は時間を取りたい!可能なら1週間は滞在したい!と思うぐらい、見所満載、魅力的です。
今回、ウブドといっても、ウブド郊外で象に乗り、そして郊外のテガララン(棚田)を見に行って、ゴアガジャ遺跡にも足を延ばすということで、ウブド中心部を見て歩いたのはほんの1時間半程度でした。
ちなみに、私たちが利用したツアーは、バリサヤというサイトから予約したもの。
現地ツアーは、大小様々な企画会社から山ほど出ています。
ツアーも、この観光地は絶対行きたい、あっちにその時間を割くなら、こっちに寄りたいな、など自分的に一長一短なツアーも多くて。
象乗り体験ができる場所もいくつかあり、その中でも動物園とかではなく、このエレファントサファリがいいと思って私たちはここに決めました!
ご参考までに♡
ウブドに行くなら、サレン・アグン宮殿でレゴンダンスなどバリ舞踊も鑑賞したい!と強く思っていたchibico。
芸術の村ウブドでは、毎晩どこかしらで公演があるものなのですが(サレン・アグン宮殿では、19時30分〜)そう、全部、基本は夜なんです。
そして、象乗りは午前中のアクティビティー。
宿泊先からウブドまで、片道約2時間。(昨今の交通渋滞事情で、移動に時間がかかる!)
条件を照らし合わせ、こどもたちの体力も考えたら、バリ舞踊は断念せざるを得ませんでした〜。
さて、ツアー。
当日、交通状況などにより変更ありで、ツアーの行程はサイトに載っていた順番と違い
エレファントサファリ→テガララン→ウブド中心部散策→ゴアガジャ遺跡、となりました。
実際に行った行程通りに、ウブドでの1日をご紹介したいと思います♡
象に乗ってお散歩!エレファントサファリ
午前8時、我々一行がホテルロビーに行くと、ツアーガイドのスジャナさんが待っていました。
ひと通りのご挨拶を済ませたら、早速車に乗り込んで、さあ、ウブドへ向けて出発!
時間短縮するために、海の上の高速道路を走りました。
ってか、バリ島に高速道路あるの!?
そして、ガイドさんも運転手さんも、シートベルトしないのね。バリ島でバリ人がシートベルトしているの、見たことないです。
移動の足としてバイクの普及率もおびただしく、老若男女ノーヘルで、二人乗り三人乗り、当たり前。
さすがに、高速では見かけなかったけれど。
感覚の違い、法律の違いとはいえ、恐ろしや。
さて、そうこうして、早起きしていたので途中居眠りもしつつ、エレファントサファリに到着したのが午前10時半近く。
受付を済ませ、待合室にて。
ここでジンジャーティーを出してくれましたが、今までにない味覚の甘い生姜のお茶、こどもたち、飲めず。笑。
ゆいとママ、ももとパパに分かれて、エレファントライド!
舗装路ではなく、土の道をゆっくりと。
象に乗ると、視界は想像以上に高く、広く、頬に風を受けながら、30分間お散歩。
田園風景をのんびり眺め、鳥の声に、耳を澄ます。
象の歩調に合わせ左右に大きくゆらゆら揺れて、少し傾斜があると結構前につんのめる感じになり、ゆいはママの腕にしがみつき「ヤバイヤバイ!♡」って。
サンダルは落としそうなので、脱いでいました。
象の背中、毛がチクチクするし、ゴワゴワしているし、でもなんだかあたたかさが伝わってきて、なんともいえない感触!
私たちを乗せてくれた象は、シンディちゃん、26歳。
象は大体80年間生きること、毎日ごはんを250kg食べること(人間も食べるよ、なんて冗談も交えて。笑)、メスは牙が小さいことなど、象使いさんは片言の英語で、シンディちゃんについて色々教えてくれました。
途中、象さんたちは道端で草を食んだり、容赦無く巨大なう◯ちをしたり、バシャーっと大量のおしっ◯をしたり。
ワァオ、ネイチャー!!!
ぐる〜りとお散歩してきて、終盤。
あっという間の30分。ももも、平気だったね!
ももとパパを乗せてくれたのは、メリーちゃんでした。
戻ってきたところで、なでなでしたり、一緒に写真を撮ったり、触れ合って。
ごはんもあげて、さらに仲良しに♡
トウモロコシやパイナップル、そのままどうぞ!乗せてくれて、ありがとう♡
愉快なエレファントライドを終えると、同施設内のレストランでランチ。
前菜、メイン、デザートそれぞれ、いくつかの種類から選べました。
瓶コーラ、雰囲気ある♡
揚げ物3種盛りの前菜。
衣が分厚い。笑。
揚げ物か、スープ(コーン or パンプキン)が選べた前菜。
メイン、ゆいが選んだピザ。
chibicoが選んだ、ガドガド。
温野菜や厚揚げなどのピーナッツソース合え。懐かしい!具材、テンペも入っていて欲しかったな。
夫君は、ナシゴレンでした。
ももは、アヤムゴレン。唐揚げですね。
デザートのアイスクリームとフルーツ。
食事のクオリティーは、まあ、ツアーに付いてくるものですから、的な。笑。
味はともかく、とにかくなんでも楽しいのです、家族一緒で♡
ランチを食べたレストランと、目と鼻の先にあるのが、バリ島産カカオを使ったpod ポッドチョコレートのお店。
チョコレートは試食もできて、ついつい買っちゃう。
*pod ポッドチョコレートについては、お土産編で別途書きたいと思います♡
さてさて、次の目的地へ向かいます。
ちなみに、私たちが象に乗ったり食事をしたりしている間、ガイドのスジャナさんは休んで他のガイドさんとおしゃべりしていたり、うろうろしていたり。
駐車場に戻った時、ドライバーさんは車内で寝てた。笑。
急斜面にこんな!!テガラランの棚田
山間の傾斜地に、段々に作られた田畑。
自然の中に人間が作った、圧倒的な景観です。
すっかり観光地になっているけれど、田んぼは生きていて、リアルに農業を営んでいる現地の方々がいるのです。
あぜ道を散歩。
写真では分かりにくいかもしれませんが、観光客がいっぱい!
フォトスポット(有料)も、あちこちに設置されていました。
巨大スイングも!
ももが乗りたいと言ったのだけれど、直前でビビってやっぱりヤダって。そりゃ、4歳児にこれは無謀でしょう!
代打で夫君がスイング、現地のお兄さんたちが、やんややんやと背中を押してくれて、夫君、大空へ飛び立つ。
こどもたちはパパを見て、大はしゃぎ。笑。
ちなみに、1回、日本円にして1200円ぐらいでしょうか。
現地の感覚では、破格の値段のはず。
スタッフのお兄さんたちは陽気で、人のお財布の中身を覗いてくるし、「ちょっとちょっと!」って注意すると「あ〜、悪い悪い!」って照れ笑いして謝るし。
撮るよ撮るよ、って積極的に写真もいっぱい撮ってくれたりしました。
ガイドのスジャナさんより、お兄さんの方が写真上手かった。笑。
あぜ道のアップダウンはかなり激しく、いい運動にもなりました。
喉が渇いて、ひと休み。
テガラランはウブド中心部からアクセスのいい郊外にあって(といっても、車で40〜50分はかかる距離感)一大観光スポットです。
棚田のすぐそばの道路には、この写真では分かりづらいかしら、ずらずらずら〜っとお土産もの屋さんが軒を連ねていました。
ウブド中心部
ウブド中心部もすごい人の数で、それに比例して交通量も多く、渋滞!
取り立てて説明のない場所でも、浮き彫りがこんなにも芸術的。
この日はインドネシア独立記念日の前日だったからか、赤と白、鶏と卵のオブジェが。
インドネシアにおいて、鶏は豊かさの象徴でもあります。
街角の至るところに、石像やお供え物が。
神様に捧げるお供えと祈りは、日常のこと。
行きたいリストに入っていた、コールドプロセス製法で作られるナチュラル石鹸のお店「KOU」。
*「KOU」については、お土産編で詳しく触れたいと思います♡
ウブド中心部、小さな路地の何気ないお店の門構えが、絵になる。
お土産もの屋さんがひしめく雑然とした雰囲気もまた、アジア感出ています。
この先でひと休みして
ももはドラゴンフルーツ、ゆいはマンゴーのジェラート食べていた♡
ふと、視線を感じて振り返ると、そこには神々にまつわる石像があるのです。
ああ、ウブド。
ゴア・ガジャ遺跡
今なお、解明されてない謎を多く抱えた遺跡「ゴア・ガジャ」。パワースポットとしても有名ですね。
11世紀ごろの古代遺跡で、14世紀にオランダ人が発見して、世に明るみになった遺跡。
僧侶が瞑想や修行の前に、身を清める沐浴場。
石像から出る水をすくって、嬉々としていたこどもたち。
発見される前は、これらが地に埋まっていたなんて、すごいですよね。ロマンですよね。
ゴア・ガジャ遺跡といえば、これ。
大きく口を開けた巨大な顔のレリーフが彫られた、洞窟。
撮影禁止の洞窟の内部には、ガネーシャ神と、ヒンドゥーの3大神シヴァ、ヴィシュヌ、ブラフマが祀られています。
今でも、観光客が帰って静けさを取り戻した夕刻以降には、僧侶たちが実際に瞑想しているという洞窟の中のあの神秘的な空間、肌で感じた不思議な感覚、忘れられません。
ゴア・ガジャ遺跡を後にしたのが、18時頃。
帰路の車内。
初めはポテチをつまんだりしながら、わちゃわちゃおしゃべりしていたものの、いつの間にか、4人とも爆睡。
スジャナさんに「はい、着きましたよ〜」と起こされた時にはもうホテル到着で、日はとっぷり暮れて20時を過ぎていました。
移動で睡眠をとり、思いの外、ホテルに戻ってきてからもみんな元気。笑。居心地の良いホテルのレストランで晩ごはんを食べました。
もっと見たい!後ろ髪引かれまくりのウブド。
次回は絶対、ウブドでも宿泊したい♡
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