◎2007/2/17(土)
身体の調子は本当に良くなっていた。相変わらずガスは溜まっていて、お腹はぽんぽんに張っていたけれど。一刻も早く居心地のいい我が家に帰りたくて、朝からそわそわ。前の晩は頭が冴えて、やけに周囲が気になり、なかなか寝付けず。21時に消灯されても、たっぷりお昼寝して元気に回復してきている私が、寝れるわけがないです(笑)
退院の日、お昼ご飯は食べていかれますか?と訊ねられて「いえ!いいです結構です!」と元気よく答えた。朝の抗生剤の点滴と採血、退院診察が終われば、帰れる。早ければ11時に出られるから、10時には迎えに来て!と彼には伝えてあった。正確な時間に、彼はやって来た。
お互いの顔をじーっと見合った。静かに、笑顔をかわした。お互いを、必要としている。なんて大切な人なんだろう、、、あの時、ふたりとも、心からそう思った。
お支払いは、約25万円。保険がきいて本人負担割合30%で、この金額。結構するものなのね。10万円ぐらいかと思っていた。(なんせ手術、入院、初体験)
お義母さんが、お買い物とかすぐ出れないでしょうと言って、スーパーで買い込んだものを渡してくれた。ありがとう。いろいろ辛い思いをしたけれど、得たもの、学んだことも多かった。看護師さんたちには、本当に感謝。患者さんの傍で心遣いをし、細々としたことを黙々と、時に笑顔でテキパキとこなす看護師さんたちには、本当に惚れ惚れした。たくさんのケアを、本当にありがとうございました。
大好きな我が家に着くと、心底ホッとした。
毎週土曜日の昼下がり、楽しみにしている習いごと。また、休まなければいけない。ずっと気がかりだった。先生に連絡を入れ、詳細は言わず、手術して入院していたことを告げた。クラスのみんなから、心配メールが次々と届いた。ありがとう。本当に、ありがとう。
夜は、彼と一緒に、元同僚の結婚式2次会に出席する予定だった。当然それどころではなく、彼が欠席の旨を伝えておいてくれた。新しいドレス、買っていたのにな。
夕方にはちょっと疲れが出て、横になると、ふーーーっと眠りに落ちた。早く良くなりたい、早く日常に戻りたいと気持ちばかり先走るけれど。そういえば私、手術したんだ。身体は正直。身体の声に、ちゃんと耳を傾けよう。彼が心配し過ぎて倒れそうだし(笑)
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