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シンガポール家族旅行〜最終章〜第4日目後半〜「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」「フラワー・ドーム」。帰国の途。

Day4 後半 こちらも必見「フラワー・ドーム」

シンガポールの近未来型植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」(詳しくはこちら)の中にある、ガラス張りの「フラワー・ドーム」。

園内にふたつあるドームのうちのひとつです。

世界中の様々な媒体から「屈指のインドアガーデン」と称賛されています。

もうひとつのドーム「クラウド・フォレスト」と同じく、このドーム内も涼しくて快適そのもの。

(クラウド・フォレストは涼しいけれど湿度が高く、対してこちらは、地中海や南アフリカ、カリフォルニアなど、涼しく乾燥した地域の春を再現した環境になっています。

旅行の最終日、ホテルのチェックアウトも済ませた後に汗をかかずに有意義に過ごせる、これ以上ない最高の場所でした!)

広いドーム内は2段構造になっています。オーストラリア、南アメリカ、南アフリカなど、9つのエリアに区切られ、その各地域ごとの植物が見事に展示されています。

1階の中央は、季節ごとに花々が植え替えられる「フラワー・フィールド」。

今の時期は、クリスマスムード満載のディスプレイで、左手に見える円すい状の建物の中には

天井から吊るされたオーナメントが、キラキラと煌めいて。

ガラスボールの中には、エアプランツ。

空中に浮かぶ、小さな惑星のようです。

ポインセチアが敷き詰められ、くるくるとなだらかな曲線が美しい木のツリーも、不思議な魅力を放っていました。

本物の木がツリーに見立てられ、サンタクロースの部屋には、世界中のこどもから届いたお手紙があふれている、といった演出も。

1階のクリスマスの雰囲気と、2階に見えるアフリカの木々のコントラストも面白く、見応え満点です。

くるみ割り人形が、整列。

クララをはじめ、夢見る女の子たちが深い眠りについた時、動き出すのかもしれません。

人形の兵隊さんたちと行進のつもりでしたが、どう見てもヒゲ爺さん。笑。

周りの観光客の方たちの、にこやかな笑いを誘い、かわいいねと褒められておりました♡

くまのプーさんのいる森には、素朴で可憐な花々が咲き乱れて。

「アロエ イン ワンダーランド」(アリス イン ワンダーランド=不思議の国のアリス、をもじったもの)と命名されたアロエのエリア。

時計を持って走るうさぎや、ハートの女王がいたり。

思いの外キャラクターたちが点在していて、こどもも夢中になれるような遊び心であふれていました。

今にも大きな翼を広げて飛び立ちそうな、異界の生き物。

ボトル・ツリー。どしんと大地に腰を下ろす、見たこともない太い幹。

枝と樹皮の模様で、顔のように見えませんか?

「おお、エントだ!」と、夫君とchibicoはこの木に興奮。笑。

アフリカなどに生息する神秘的なバオバブの木も、ここでは身近に鑑賞できました。

「かわいい」「かっこいい」「きれい」「おおきい」「ちいさい」「すごい」「いっぱい」と、自らの持てる有りっ丈の形容詞を使って、様々な植物を興味津々で指差していた3歳児です♡

人間も動物もそうだけれど。

改めてまじまじと眺めていると、植物もエネルギーの塊で、不思議に満ちているものですね。

前回「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」に来て「クラウド・フォレスト」を見学した時は、園内をぶらぶら散策しました。

今回はホテルとの往復時間も込みで、2時間30分というタイムリミットあり。

園内を周回できるカート(ひとりS$3)に乗って(これまた、ちびっこたちにとってはアトラクションになっていた)ピンポイントで「フラワー・ドーム」を目指し、楽々でした。


【帰国日にできたこと】

  1. ホテルのレストランで、中身の濃い朝食ビュッフェを心ゆくまで楽しむ
  2. アラブ・ストリートでモスクに感動、異国情緒を味わう
  3. ホテルのプールで泳ぐ
  4. 『チフリーラウンジ』のアフタヌーン・ティーに酔いしれる
  5. フラワー・ドームの見学

帰国日も、シンガポールをたっぷり満喫できました!

チャンギ国際空港内のフードコートで、小腹を満たして

最後のこのヌードルに至るまで、絶品。

シンガポール航空 SQ636

シンガポール発、22時45分。

離陸後、軽食(小さなサンドイッチ)がありましたが、食欲よりも睡眠欲が勝りスルー。ちびっこたちもシートに座って落ち着くなり、爆睡でした。

機内食<朝食>

数時間後、まだ薄暗い中運ばれてきた、こども用機内食。朝食。

メインのオムレツに、パン、牛乳、ヨーグルト。ボーロ、レーズン、シリアルなどプラスαが充実。

おとな用機内食。朝食。

焼魚のジンジャーソース、玉子焼き、野菜、ゆかりご飯、パン、バター&ジャムにフルーツ。

午前6時20分、無事、羽田着。


家族4人で、たくさんの思い出を刻んだシンガポール旅行。

静かに、順を追って思い返すと、あの時のゆい、可愛かったわぁ。あんなこと言っていたな。眠いのに必死でドリルをしようとしていたなぁ。あの時のももは本当に傑作だったわ、マーライオンの時は汗だくだったなぁ、真剣な眼差しで見ていたなぁ、みかんばっかり食べていたわよね… と様々なシーンでのちびっこたちの表情、はじける笑顔、愉快な言動が脳裏に浮かんできます。

思わず笑ってしまうし、愛しさで胸がいっぱいになるchibico。

ゆいとももの心の宝箱にも、それぞれの色に輝く宝石が増えたことを願いつつ。

一度の旅行で多種多様な文化に触れることができて、食事の豊かさにも、満足を超える満足。夏なので何をするにもフットワークが軽いのが嬉しい。

国家として最先端の頭脳を持ちながら、アジア圏特有の人懐っこさも備わっていてとても居心地が良く、どこを切り取っても最高の国です。

刺激と癒しのワンダーランド、シンガポール。

絶対に再訪すると、もう決めています!