町家カフェ カナカナ@奈良町
近鉄奈良駅から、ぶらぶら歩くと20分〜30分ぐらいでしょうか。
奈良駅を降り立って、商店街を抜けて。
細い路地や抜け道が左右前後に張り巡らされて、情緒あふれる奈良町。
あ、あった!
ようやく見つけた『カナカナ』さん。
石と緑と馴染むひっそりとした立て看板が、そっと置かれていて。
風情ある外観。
奈良町ブームの先駆け的存在の古民家カフェ。
せっかく奈良まで来たのだから、こういうところでランチしたい!
店内の雰囲気。
靴を脱いで上がる畳のスペースと、靴のままのテーブル席がありました。
カナカナごはん 1,350円(税抜)
温かい鮭南蛮、切り干し大根の煮物、小松菜ときのこの煮浸し、蒸し鶏ときゅうりの中華風、こんにゃくの含め煮、高菜のせごはん、お味噌汁、いちご入り寒天。
たくさんの小鉢が嬉しい、滋味あふれる和定食。
観光客にとっては、ランチタイムだけでなく、終日オーダーできるのがいいですね♡
主菜「温かい鮭南蛮」、茄子の素揚げが揚げたてでめちゃくちゃ熱くて、口の中を火傷しそうになるも、セーフ。
鮭の身はホクッと、皮はパリッと。少しきつ目のお酢の酸味が効いて、すごく美味!
お米もふんわり柔らかくて、ごま油の香り豊かな高菜が、これまた絶妙。
おかわり一人一膳まで、無料でした。
海老カレー 900円(税抜)
胡椒を入れずに、生クリームを足してマイルドにすることが出来ますとのことで、こどもたちには海老カレー。
こどもたちの間を持たすように、チョコレートケーキ 450円(税抜)も注文。
一口貰って食べてみると(独り占めしたいこどもたち、ちょっとしかくれないから、ちゃんと味わえなかったけれど。笑。)
濃厚なのに甘さ控えめでさっぱり、なるほど、こどもでも1ピースぺろりと食べられるワケね。
チョコレートが、見事にアーチを描いて。
ぷぷ、なんでこうなるかな♡
カナカナごはんセットに付いている食後のコーヒーは、しっかり濃く深い味わい。
コーヒー、アメリカンコーヒー、紅茶(それぞれhot/ice)、ハーブティー(8種類)から選べました。
「カナカナ」の2号店「ボリクコーヒー」というカフェがカナカナの近所にあり、そちらではコーヒーを店名に掲げているだけあって、自家焙煎コーヒーを出しています。 カナカナのコーヒーも、ボリクコーヒーの自家焙煎なのかな?と思ったら。 カナカナで出されているコーヒーは、岐阜県にある「ミル」という知る人ぞ知る珈琲屋のものとのこと。 こだわりあるある! |
田舎のおばあちゃんちに、みんなでワイワイ遊びに来たみたいな♡
カナカナさん、人気なのも納得!
私たちが伺ったのはお正月の1月4日で、客足はずっと途絶えず。私たちも、30分ぐらいウェイティングしたでしょうか。
悠久の奈良ならではの、カナカナさん。ものすご〜くのんびりした時間が、流れていて。
ひとつひとつ丁寧に作られているお惣菜ばかりで、栄養満点カナカナごはん、満ち足りた。
ご馳走様でした♡
カナカナ
奈良県奈良市公納堂町13
TEL:0742-22-3214
営業時間:11:00〜19:30(L.O.)
(12月、1月、2月は19:00まで)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日休み)
予約:不可
オーナーさんが、ロシア好きらしい。オーナー自ら手がけたロシア本や、セレクトしたロシア雑貨などが販売されているミニコーナーあり。 古民家とマトリョーシカのコラボの不思議も、味わえます♡ |