絵本「りんごかもしれない」をももと読んでいたら
とあるページで、急にテンションがぐんっとアップ
「むしーーー!!!」
「むしいるヨーーー!!!」
”てんご” を指差し、世紀の大発見をしたかという勢いで叫び出した。
ももの脳裏に、八景島シーパラダイスで見た「タカアシガニ」が浮かんだよう。うん、確かに似てる、と思って可笑しくて。てんごに釘付けになっているももが可愛く、思わず抱きしめてしまいました。でもね、タカアシガニは、ムシ(虫)じゃないから。それを説明したら
「ちがう、こぉ〜れ!む〜しっ!!!」
目を三角にして、不当にキレ始めた。
こういう時は、一旦「そうだね、ももには虫に見えるんだね、ほぅほぅ」と同調してなだめるのが、得策です。その後で、タカアシガニの写真も見せて「虫みたいだけど、これはカニね、タカアシガニ、っていう生きもの。この前見たね、大きかったよねぇ」と改めて教えてあげたら、素直に、ふんふん、と頷いて。まさかのりんごの絵本から飛び火した「ムシ」と「タカアシガニ」の一件でありました(笑)
こうして、ひとつひとつ、体験して連想して反復して、知識を得ていくのだなぁ。こどもって、面白いです。
あと半月もすれば、3歳に
女の子は言葉の発達が早く、おしゃべりが上手と一般的に言われるけれど、ももは遅め。いいよ、もものペースでね♡かと言って、おとなしく黙っている訳ではなく。ごにょごにょぶつぶつ呪文のように延々と、ひとり何役にもなって「ごっこ遊び」のようなやり取りを発していたり、ママー!ママーーー!!と、主張も人一倍。
意思疎通はままならない。「お誕生日プレゼントは何がいい?」と訊いても、ニマニマとほくそ笑むだけだったり、全く違うことを返答する。早くから言葉が達者だったお友達のリナちゃん。つい先週、3歳のお誕生日を迎えて「パパからは◯◯でしょ、ばあばからは◯◯をもらってぇ、◯◯おばさんからは◯◯がいいな〜」と、誰から何をもらうと明確にリクエストしていたそう。その話を聞いて、へぇー!!と度肝を抜かれたchibicoです。
ももは、何が欲しいのかしら。ももに、と思って何か買っても、ゆいがしれっと自分のものにしてしまうことも多々。
リナちゃんのリクエストのひとつは「キラキラ☆プリキュアアラモード」のおもちゃ「レッツ・ラ・まぜまぜ!」だったらしく、うーん、その類は120%ゆいに奪われますね(笑)
シーパラダイスでももが選んだ、自分へのお土産。手に取って、むぎゅと抱きしめて離さなかった、しろくまくんSサイズ 1,944円。これは、自分のものという思いがしっかりあるようで「もっちぃのしろくまちゃん」と呼んでいます。
ふわふわだよ♡
ちなみに。
6歳のゆいは、ツインハートベル 648円をチョイス。「何でもいいよ、何かひとつ、大切にするものを、今日の記念に選んでね」と言って選ばせたのですが、ちいさな頭で、ちいさな胸で、さんざん悩み、最終的にこれに決定。山ほどあったアイテムの中から、これなんだ〜、とchibicoはクスッと笑ってしまった。リンリンと、きれいな澄んだ音が響きます♡