港町横浜へおでかけ
世界に開けた港に来ると、胸が高鳴り、そしてセンチメンタルな気分にもなります。
南国のパーッと開放的なビーチとは違う、旅情あふれる港の海の景色。
これも、本当にロマンティックですよね。
冬晴れ、澄んだ青空だった日曜日。
午後も3時を過ぎると、空は早くも夜の準備を始めるように、夕暮れカウントダウン。
キーンと張った空気の中、ゆいは「きゃぁ〜寒いぃ〜!」と嬉しそう。海を渡って吹き抜ける冷たい風と戯れながら、駆け足であっちに行ったりこっちに来たり。
それで温もるのかな?♡
大きなツリーの前に設けられた、幸福の鐘を鳴らして。
横浜赤レンガ倉庫で開催中の『クリスマスマーケット』サイトはこちら
今年で8回目を迎えるそうです。
我が家は一昨年に初めて行って、今回2度目。
中世から続くドイツの伝統で、ヨーロッパ全域に広まっている「クリスマスマーケット」。
夜が長く寒さ厳しいヨーロッパにおいて、アドヴェント期間(クリスマス当日までの4週間)を、準備をしながらワクワクと心待ちにして楽しむための、お祭りのようなものです。
広場の両サイドにヒュッテ(木の屋台)が軒を連ねて。
チーズ料理、ウインナーやドイツの揚げ菓子シュネーバルなど、美味しそうなにおいがあちこちから立ち上っていました。
クリスマスのムードを盛り上げる装飾も、至るところに。それらのデザインを見て回るだけでも楽しい。
玉座に座り、不動のサンタクロース。
いろんなタイプのサンタクロースさんが、何人もいました♡
ヒュッテでは、ワインやビールも。
夜の帳がだんだんと下りてくると、イルミネーションの輝きが増してきて。
寒いけれど、賑やかで和やかな雰囲気に心は弾み、あたたかさがあふれてきます。
ホットチョコレートで、暖をとって。
心も体も、ほっこり。
ワッフルに、あつあつチョコレートをディップしてコーティング。
外気の冷たさで、チョコレートはあっという間に固まっていました。
甘くて濃厚なホットチョコレートを、じっくり味わう6歳児♡
ワッフルと格闘する3歳児♡
広場には、寒さ対策・風よけのビニールで囲われた飲食スペースもありましたが、外の階段に腰掛けて、ハフハフ言いながらいただくのも、また一興。
本場ドイツ仕込みのウインナーを食べ比べ。
「ハーブもええけど、スモーキーなんが、好みやな♡」
きらめき、ときめき☆
ヒュッテはほとんどが飲食系で物販は少なかったけれど、クリスマス雑貨を扱うブースや、マトリョーシカのお店もありました。
ハンドペイントでデザインの凝ったものだと、7万円ぐらいするものもあって、見応え十分。
大きな瞳で、何思う。
今、お家にマトリョーシカを飾っていることもあり、ゆいがここに興味津々。
かなりの時間、足止め。
結果。
あまりクリスマスには関係がないけれど、こちらのキーホルダー(1個400円)が今回の記念のお土産となりました♡
暗闇に浮かび上がる巨大なツリーは、日中とはガラリとイメージが変わって。
ゆいとももは、コンカンコンカン、夜にもまた鐘を鳴らしてはしゃいでいました。
冬の寒い夜も、ちびっこたちは元気いっぱい。
クリスマスマーケット、その場の雰囲気を味わうことを楽しむ感じで、特に何かをして遊ぶわけではないのですが、帰りたくない気持ちになって。
(会場内にはスケートリンクも併設されているので、ももがもう少し大きくなれば、そんな遊びもできるかな!)
家族4人で、きゃあきゃあ引っ付いているだけで、ほのぼのハッピーなひととき♡
横浜赤レンガ倉庫内のショップ
「元祖食品サンプル屋」
日本人の感覚の繊細さ、ユニークさ、その技術に感心。
圧巻の食品サンプル屋さん、今度ちゃんと時間をとって鑑賞したいです。
「フェリシア!」サイトはこちら
オシャレで気の利いた小物がたくさん♡
ハイヒールのチャーム(可愛い!!2,000円〜)をゆいが欲しがったけれど、これはおもちゃにするものじゃないですからね、と却下。
午後6時を過ぎる頃には、辺りはもう真っ暗。
歴史を感じさせる煉瓦造建築が、ほのかな明かりに厳かに浮かび上がって。
横浜ランドマークタワー、大観覧車コスモクロック21、インターコンチネンタルが並ぶ「ザ・横浜」の景観を眺めつつ、歌を歌いながらご機嫌のまま、帰路について。
車でのんびり片道約50分、気軽に、お出かけした感たっぷりの「クリスマスマーケット in 横浜赤レンガ倉庫」
大満喫♡
早めに撤収したつもりが、帰り道ラーメン屋に寄ったり。
帰宅してからも、パパがいてテンションMAX持続、興奮冷めやらずのちびっこたち。
就寝時刻は、22時近く…
翌月曜日、4人揃って気持ち良くお寝坊さん。
大慌ての朝になってしまいました。笑。