謹賀新年♡
今年も美味しいものをたくさん食べて、口福いっぱいの1年にしたい。
だんだんと、気持ちに反比例して、昔ほど胃に入らなくなったわぁと感じる昨今ではあるけれど。笑。
大阪でスタートした、令和二年。
母の心尽くしの手料理の数々で、年始早々願いは叶い、欲求は満たされておりました♡
大阪実家のおせち料理
元旦の、ご馳走が並んだ食卓。
身支度を整えて、明るく、軽やかな気持ちで家族が集う。
実家のお雑煮は、白味噌仕立て。
こっくり、ほっくり、甘くやさしい味わい。ああ、大阪のお正月なのだわぁと思い、しみじみ温もる。
丸い大きなお餅が入っていて、これがまたよく伸びる、お米の風味豊かな美味しいお餅。
お餅は義姉のご実家から、ついたものが例年たくさん送られてきます。
小ぶりのお椀に大きなお餅で、まず、白味噌のお汁をすぐに飲み干してしまい、お汁のお代わり必至です。笑。
お重には詰めず、お盆に盛りつけるのが、実家スタイル。
正式な並べ方(順序?)はさて置きですが(笑)母の真心が満載であれば、万事良しでしょうか♡
-
数の子、伊達巻き、金柑の甘露煮、たたきごぼう、栗きんとん、鶏ひき肉の松風焼き、いくら、昆布巻き、勝ち栗。
母の作る栗きんとん、さつまいもの風味が口いっぱいに広がって、なめらかな口どけで、絶品。去年に引き続き、ももの大のお気に入り♡
ケシの実がたっぷりまぶされた松風焼き、くるみのフレーバーの中に、干しぶどうの凝縮した甘さが時々グッと主張して、最高。ワインにも合う〜。
-
しっとり焼きあがった伊達巻きは、形が巻物に似ていることから、知識が増えるようにとの願いが込められている縁起もの。
ゆい、もも、たんとお食べ♡
-
-
母のご友人が作られた栗きんとん。こちらは蜂蜜の濃厚な味わいで、ほぉ〜、へぇ〜!と、食べ比べも一興。
長寿の願いが込められた、綺麗に腰の曲がった車海老艶煮は、ひっちゃんとばあばにしっかり召し上がっていただきたい。
ゆいとももが取り合って食べていた栄養満点田作りは、甘辛い味付け塩梅が抜群でした!
花れんこんの華やぎにも、目を留めて。
大粒の丹波の黒豆を煮た、黒豆。
ものすごく柔らかいのに、むっちりと豆のコシがあるというか。
市販のものとは、全く違う舌触りです。
田舎の遠いご親戚の、おばあさんが手作りしたという蒟蒻入り、お煮染め。
程よいお酢加減が、食欲増進。なますも千枚漬けも、母のお手製。
-
筑前煮は、お正月でなくてもchibicoの大好物!
たくさんのご馳走に舌鼓を打ち、ひたすらしあわせだった、お正月。
お正月に、こどもたち、孫たちが帰ってくることを温かく迎えてくれた実家に、本当に感謝。
去年の年の瀬、あやちゃんもギリギリに帰国したので、母がひとりでずっと準備してくれたのだと思うと、本当に頭が下がる思いです。
感謝と感謝、敬服しかありません。
母のようにはできなくても、学ぶことは、まだまだある。
1日の夜は、すき焼き♡
初詣から帰ってきて、手早く準備して、
ハイ、すき焼きオッケーです!
お肉には、赤ワインかな。
お好きなものを、お召しあそばせ♡
ぐつらぐつら、こってり濃厚に煮えたすき焼き、たまご絡めて、極上。
テリーヌやドライフィグをつまみつつ。
春菊は、瞬時に量が減り、瞬殺。
最後にいくら丼までいっていた夫君、chibicoはすき焼きで大満足、そこまで辿り着けずでした。無念!笑。
癖になる、アメリカンスイーツ♡
アメリカから帰ってきたあやちゃんの、お土産あれこれ。
全部、サイズ大きいから!笑。
バートさんも好物だというDavid’s バターペカンメルタウェイズ。
meltaway、メルタウェイ、次第に消える〜口溶け〜って感じの意味です。
想像したほど激甘ではなく、口の中でほろほろ〜とクッキーがほどけるように溶け、パウダーシュガーの甘さの中にナッツの香ばしさが広がっていく♡
シーズキャンディーの大粒チョコレート。
目の前にあるとどうしても手が伸びる、中毒性の強過ぎる魔性のチョコやね♡
大晦日の晩ごはん
ご馳走が並んでいた、大晦日の晩ごはん。
新年にたっぷりご馳走を用意しているのだから、大晦日の夜はシンプルに、年越しそばでいいじゃない、とchibicoは提案するのですが。
母は「そばは晩ごはんにはならない」と言うのです。年越しそばは、年をまたぐ、まさにその時に食べるものだと。
そして、31日に帰省すると、信じられない品数の晩ごはんが待っていて。
こどもたちが喜ぶフレンチフライ、海老フライなどの揚げものを中心に、れんこんとベーコンの炒めものや、
りんごとレーズン入りかぼちゃサラダ、野菜の炒め煮オイスターソース風味などなど。
トンカツは、衣サクッと、お肉ジューシー。
どうやったら、こんなにお肉柔らかに揚げられるのかしらん!?
トンカツソースと辛子でいただいたトンカツ、めちゃ美味しかったわ。
年越しそばならぬ、3日のおそば♡
かけそばの上に、身欠きニシンの甘露煮を乗せた「にしんそば」。
京都の名物と思っていたら、北海道でも名物らしいですね。
年越し蕎麦で食べるつもりが、その時はもうみんなお腹いっぱいで、3日のお昼にいただきました。
お蕎麦のつゆに、ニシン甘露煮の甘辛い味が混じり合い、そこに七味パッ、パッ。ツルツルお蕎麦に、とろけるお餅入り。
なんだこれ!?超絶イケる!♡
奈良の小旅行から帰ってきた夜には、各自のお腹の空き具合で量が調整できる、ハヤシライスが煮込まれていたり。
毎朝、起きてくる時間がバラバラのこどもたち孫たちに、朝はどうする?お雑煮?バター醤油の焼き餅にする?パンにしましょうか?とそれぞれにヒアリングしてくれる母。
chibicoも主婦の端くれだから、それがものすごく大変なことだということが、分かる。
母の心遣いと真心たるや、半端ないのです。
いつまでも甘えてばかりではいけないのは重重承知の上で、
作ってもらえるって、本当にありがたいこと。
元気だけれど、腰の調子がイマイチと言っている母。
楽をさせてあげたいな、これから年老いても、今よりもっとしあわせになって欲しいなと、心から願います。
私に、何ができるでしょうか。
兎にも角にも
たくさんの口福を
本当にありがとうございました♡