11月3日金曜日 文化の日 大安
数日前まで、3日だけピンポイントで雨の予報が出ていて、やきもきしましたが、穏やかな快晴に恵まれたこの日。
大きな怪我や病気もなく
すくすくと、3歳になったもも
その健やかな成長を祝って
これからの益々のしあわせを願って
七五三のお参り、無事、とどこおりなく終えることができました。
七五三は本来11月15日ですが、現代ではこだわらずに、その前後の週末や大安の日にお祝いするご家庭も多いですね。
我が家も、みんなのスケジュールを合わせて、3日に。
午前10時に『琴平神社』で待ち合わせ。
ももは朝8時40分から、記念撮影(別の日に撮影)をお願いしている写真スタジオで、レンタル衣装の着付け。なんだかんだで10時ぴったりに、神社に到着。
お日柄もよく、神社は大盛況!!
まぶしい光が飽和する中、参拝された方々の笑顔と喜びであふれていました。
お義父さんとお義母さん、父と母はすでに到着していて、私たち(というか孫たち)が来るのを、まだかまだかと首を長くして待ってくれていました。
晴れ着姿で、神妙な面持ちのももに、ちょっぴりおすましのワンピースを着たゆいに、祖父母一同、目尻が下がりっぱなし。
もも、おとなしかったのは、ほんの初めだけ。
やんちゃを発揮して、ご祈祷の時も、片時もじっとしていない。足袋は脱ぎ捨てるし、お着物の飾り(ホック留め)は取ってしまうし、何か食べたいとぐだぐだ言い出すし。
ご祈祷で、ももの氏名が読み上げられたのは、有り難くきちんと聞き取れましたが、chibico、ニ拝二拍手一拝はしそびれました(汗)
終わってからも、ちょこまか動いて、あっという間にお着物は乱れて。ばあばふたり、おはしょりを直すこと数回、最後には「もういいわね、もう無理ね」と匙を投げておりました。
3歳になったばかり。
とんだご愛嬌。まあそのようなものでしょう。笑。
大切な父と母と
大阪から、可愛い孫娘のお祝いに駆けつけてくれた、ひっちゃんとばあば。
70を過ぎた両親が、ずっと元気でいてくれること。
それも、chibicoにとって、大きな願いです。
母は少し前から上京してきて、うちに泊まってくれていましたが、父は2日に上京、新横浜のホテルに2泊。ホテル泊の時は、母ももうそちらに行ってしまって。ゆいとももと、川の字で寝るのでよければ、娘の家に来てもらってもいいのに。男親って、そんなものでしょうか。
マイホームパパというタイプでは全くなく、chibico自身が幼少の頃、お休みの日に一緒に出かけた記憶などほぼ無いに等しく。大酒飲みですし(病気もして、今は随分と飲む量も減ったようです)、家庭より仕事優先だったにも関わらず、父は大きく、いつでも、信頼できる存在でした。
それは、母が、父の悪口や文句を言うことなく、いつも思いやりを持って接していたからだと、思い至ります。そういう母の、父に対する態度や姿勢から、こどもも自然と、父親の威厳を感じていました。
そういう意味では、母の良妻賢母ぶりが、特筆すべきことなのかもしれません。
chibicoも、これから、娘たちが成長してもっと話し相手になったとしても、ゆいやももに、うっかり夫君の文句を言ったり愚痴などこぼすことは、慎まなければいけないですね。
娘が、父親を絶対的に好きでいられることは、とてもしあわせなことだと思うから。
また、末っ子の私は結構へそ曲がりで、わがまま放題で、母は呆れ果てて知らんぷりするところ、父はフォローしてくれたように記憶しています。
いわゆる、パパっ子だったのですよね。笑。
頑固で、ちょっと偏屈で、不器用で、けれど豪快で人懐っこいところもある父が、chibicoは大好きです。
親を大切に思う気持ち。
育ててもらったご恩を感じること。
自分も親になって、40を過ぎてようやく、しみじみと、その意味が分かるようになったと思います。
繫がっていく、思い。家族の大切さ、娘たちにも、伝えていきたい。
「ベルグの4月」のチョコレートケーキ♡
お参りを無事済ませて、『鮨ぎん』で会食を楽しんだ後、おうちに戻ってのティータイム。
昔は、疫病などでこどもは命を落としやすく、7歳まで生きることは大変なことでした。
3歳、5歳、7歳の節目に、よく生きたと、その成長を祝ったそうです。
江戸時代、3歳は「髪置きの儀(かみおきのぎ)」を行いました。
江戸時代には子供の産毛を剃っておくと、将来健やかで艶やかな髪が生えてくると信じられていたため、男女問わず、3歳までは坊主にする習慣があったそうです。
乳幼児、全員坊主。なんだかすごいですね。その習慣が、終わりを告げます。
今の時代の七五三は、健やかな成長をお祝いする「家庭行事」のひとつ。
一生に一度の大切な、もものための1日です。来年7歳のゆいと、一緒にしてしまう案もなくはなかったのですが、ちゃんと、ももが主役でお祝いしてあげたくて。来年は、ゆいが主役でそれぞれにすることにしました。
形式にはそこまでこだわらず、家族みんなでお祝いする気持ちが、何より大事。
3歳のももは「どんぐりころころ」「大きな栗の木の下で」「とんぼ」の歌が大のお気に入りで、絶叫するように歌っています。
なぜか、人の耳たぶを触るのが大好きで(執着していると言っても過言ではない)毎晩の寝かしつけは、耳たぶの提供マスト。笑。
そんな今のももの、愛らしい、元気な姿を、胸に刻む。
「とらや」の最中。
お祝いの席の鉄板アイテム。紅白でおめでたい感じで、気持ちも華やぎます。
種なしピオーネ、種なしシャインマスカット。
皮ごと食べられるシャインマスカットは、こどもの手も汚れず、おとなが世話を焼く必要もなく、なんて優秀♡マスカット、次々と手を伸ばし、半分以上ももが食べました!
軽くなめらかなムース、濃厚なチョコレートクリーム、しっとりスポンジと、濃密な味わい。
何層にも重なったチョコレートの魔法に、ハートは舞い上がる♡
お義父さんお義母さん、お父さんお母さん、
可愛い孫娘のために集まってくださって、一緒にお祝いしていただいて、本当にありがとうございました。
もも。
ゆい。
五体満足で、明るく健やかに
パパとママの思い以上にすくすくと
育ってくれて、ありがとう。
日々、たくさんのことを学ばせてくれて、ありがとう。
しあわせな未来が
ずっとずっと、続きますように。
あなたたちの歩む先が
光に満ちていることを、願ってやみません。