イタリアン『アントニオ南青山本店』
心豊かなひとときを味わえる、南青山のご存知老舗イタリアン。
『アントニオ南青山店』(ANTONIO’S アントニオ南青山店)(食べログ情報はこちら)へ行ってきました。
表参道からぶらぶら、インテリアショップやインポートのベビー&こども服を扱うお店、路地に佇むフレンチ、行列のできているカフェetc. ハイセンスなお店が点在するエリアを歩くこと、15分。
首都高速の高架下、広い六本木通り沿いに、ふいに現れる緑色の装飾テント。
ANTONIO’S、言わずと知れた、イタリアンの老舗。
1944年創業以来、ファミリー3代に渡って切り盛りしているそうです。
店内
お店の中に入ると、小さなウェイティングスペースがあり、そこにディスプレイされているアルコールボトルの数々。
一歩踏み込むと、なんとなくトロピカルな要素も散りばめられて、天井が高く明るく開放的。
でも、決して軽々しくはない店内の雰囲気に「わぁ〜」と心が弾みます。
写真で見るより、実際はもっときっちり感があるというか、あたたかみのある重厚な印象を受けました。
きっと、テーブルクロスが掛かっているからですね。
テーブルセッティング
気軽なイタリアンではありますが、こうしてカトラリーをセットしてもらうと、ちょっと澄ました気分になります。
ランチメニュー
A〜Dすべてのランチコースには、ミックスサラダまたはスープ、ガーリックトースト、コーヒーまたは紅茶が付きます。
前菜+メインディッシュ、3,600円のBコースをオーダー。
前菜盛り合わせ。
海の幸のマリネ、パルマ産の生ハム、インサラータ・カプレーゼ。
久しぶりに、種付きオリーブの実を食べました。コリっと、美味♡
前菜は驚くような目新しさはないものの、きちんと作られた定番の美味しさに、感激。
大きなガーリックトースト!
じゅわぁ〜とたっぷり染み込んでいたあれは、オリーブオイルだったのか、バターの芳醇な香りとコクもあったような気もするし。
とにかく、食欲を刺激するガーリックの香りが、これでもかと立ち上ります。
オイルのコクと酸味が利いた、グリーンサラダ。
生野菜がパリッとしていて、ものすごく新鮮。
タラのトマト煮 ナポリ風
ちぇりぃちゃんチョイスのメインディッシュ。
仔牛のチーズカツレツ トマトソース
マンゴスチンちゃんチョイス。
ピッツァ アントニオ スペシャル
chibicoチョイス。
お店の名前を冠した一品ですから、頼まない訳にはいかない。笑。お魚やお肉と同等でメイン扱いにもなるピッツァって!
厚みのある生地、インパクト大。
生地の端っこはパリパリと香ばしく軽やかで、生地そのものはもっちり系。
アンチョビが刻み込まれたトマトソースは濃厚で、バジルの芳香が鼻腔をくすぐります。
チーズの質量、尋常ではない!
ピザを手にすると、ダムが決壊したかのごとく、中心に向かってチーズの雪崩発生。
熱々とろぉ〜〜〜ん、史上最長のチーズの伸びでした。
少し経つと、また凝固してきたチーズがこれまたソフトで濃厚、ボリューミー。
想像以上の食べ応えです。
ピザと格闘していると、お店の方が「イタリアンサイズですから、無理に食べないでくださいね。お持ち帰りにしていただけますから」とわざわざ声をかけてくださいました。
食べきれない方が多いのですね、きっと。
デザート
コースには含まれていない、デザート。
もしよろしければ、とフロアスタッフがサンプルをテーブルに見せに来てくれて。見ると、食べたくなってしまうのが世の常、女心の常。
(ものによって価格は異なり、600円〜1,200円ぐらいまでのお値段設定です。)
3人揃って、ティラミスを注文。
ふわふわ〜♡
フォークの影絵がユーモラス。
ちょっとしたことなのですけれど、特別な一皿になるニクい演出です。
(ちなみにティラミスは600円でした。)
コーヒーも濃くて、大満足♡
後記
シンガポールでの高校時代をともに過ごした、ちぇりぃちゃんとマンゴスチンちゃん。
修学旅行では、一緒にローマやバチカン帝国も旅したね。
あのキラキラな青春の頃のまま、私たちの心は錆びることがなく。みんなママになって今を楽しんで生きていて、こうして会えることって、奇跡。本当に嬉しい♡
chibicoが、イタリアはシチリア島出身のアレックスに告白してフラれた頃に、いつもエキゾチックな魅力を放っていたマンゴスチンちゃんはアジア系の男の子たちにもてまくっていて(某国の王族の子女にも求愛されていた)、ちぇりぃちゃんも日本人の男の子から猛烈アタックを受けていたりしたこと。
あれこれ急に思い出の玉手箱が開いて、大爆笑でした。(すべて時効ね♡)
店内の味わい深い装飾。
ランプのほの明るい照明も、笑ってた。
パパたち、こどもたちを見ていてくれて、ありがとう♡
パパがお仕事だったら子ども連れて行くかも〜という可能性があり、子どももOKなアントニオでしたが
(日曜日のランチタイム満員御礼の客層は幅広く、子連れ、成人したこどもとその親、友人同士、デート利用、外国人、年配の方も多かったことに、少なからず驚き。「あの時の、あの味を…」と再訪したくなる、地元の方は通いたくなる、そういうぬくもりのあるお店なのだと思います。)
最終的には、私たち3人で集まれることになって、すごく新鮮で楽しかった!ちぇりぃちゃん、マンゴスチンちゃん、ありがとう♡
(こどもたちがいるシチュエーションは、それはそれ相応の楽しみ方、過ごし方、話題があるのですが。)
やっぱり、大人だけで話せる場は、異次元。
次回、3人で会える機会には、お子様NGフレンチかお寿司もいいね。うしし。
青山まで足を伸ばし、自分だけで行動できる自由を味わって。ティーンエイジャーの記憶を掘り起こし。
自分は自分だって、なんだか奮い立つ。
でも。
羽を伸ばして帰宅して、ゆいとももが「ママぁ〜帰ってきたぁ〜!おかえり〜!!」って抱きついてきた瞬間。
ああ。
これがあるからこそ、感じられるしあわせを、再確認。
It’s my life.
これこそ、 愛しいマイライフ、なのだと思う♡
アントニオ南青山店 ANTONIO’S お店情報
東京都港区南青山7-3-6 第22大京ビル1F
予約・問い合わせ:050-5868-4405
営業時間:
[火~金] 11:30~14:00(L.O)17:30~22:00(L.O)
[土・日・祝] 11:30~14:30(L.O)
17:00~21:30(L.O)
定休日:月曜日(祝日の場合、翌火曜日休み)