小学校入学前の、ゆいの学習。何のためにドリルをするのか。親として、言ってはいけないこと。




詰め込まないことが、大前提

6歳、小学校入学がそう遠くないと、リアルに感じる今日この頃。

家庭学習で、入学準備として、ドリルを毎日しています。

無理にやらせる必要はないし(本人にその気がなければ、しても意味がないどころか逆効果だと思う)、入学前に先取りし過ぎると授業がつまらなくなるとか、色々な見解もあるようですが…

これは、我が家の場合の話です。

書店に行って、こういうもの(ドリル)もあるよと提案したら、ゆい本人が「やりたい!」と即答だったので始めました。

どこからスタートしたらいいものか思案して、初めは「はじめてのかん字」と「すうじおけいこ」。

6歳用と思って選びましたが、対象年齢4、5、6歳となっていて「うそでしょ〜!? 4歳児で、これやる!?」ってびっくり。

ゆいが4歳の時、chibicoはドリルのドの字も念頭になかったです。

4歳児も範囲内ということで、確かに「はじめてのかん字」と「すうじおけいこ」はすでに6歳のゆいにとっては割と簡単な内容でした。

数字に至っては、いち、に、さん、ではなくて、ワン、ツー、スリー、と全編テンポよく、英語でやりました。

今は「はじめてのたしざん」と「カタカナおけいこ」(左の2冊)をしています。カタカナも、いざ書かせると案外あやふやだったりして。

ひらがなは、教えようとして特に何かした感覚もなかったけれど、絵本を読んだり、年中さんの頃からお手紙を書くことが大好きになり、常に誰かに書いており(当初、◯◯はどう書くの?◯◯あってる?◯◯は、これでいいよね!?と随時聞かれて、その度に手を止めて、そうだね、と一緒に確認したものです。)

そうこうしていて、いつの間にか自然に、ひらがなはほぼ完璧に覚えていました。

↑↑↑かなりラフな一例ですが。

chibicoが何か言うわけでもなく、机で遊んでいる時など、延々とこうして文字を書いたりしています。

ちなみに、そういう時。

ももはお姉ちゃんの隣でひたすら折り紙を折り、目と口を描いて「できたー!」と叫びながら、お顔を大量生産することに夢中。

このラブリーな連作、chibicoのツボ♡

今取り組んでいるドリルがもうすぐ終わるので、次はネクストレベルの↑↑↑これらが控えています。

「一緒に、楽しく」をモットーに、褒めることを忘れずに、進めたいと思っています。

ドリルを始めたキッカケ

先輩ママたちから小学校の様子や、みんな年長さんの時にどういう準備、心構えをしていたかという話を秋口に聞いて、なるほどと思って。

小学校にもよるし担任の先生にも差異があるのでしょうが、ゆいが入学する小学校は、入学時にひらがなは分かっていて当然といった傾向らしく、全体的にレベルが高いようです。

そして、何より、本人がしたいと言ったから。

大運動会の後の連休、10月8日にドリルを開始しました。

その日から毎日、欠かさず。

例外は、乳歯を抜歯した日と、シンガポール旅行の最初と最後の夜。その3日を除いて、継続中です。

習慣にしてしまうことが大切だと思うので、大体、晩ごはん前の20分間ぐらいをドリルタイムにしています。その時間が難しそうな時は、出かける前にしてしまったり。

シンガポールでも、ドリルは当然するものと、荷造りをしていた時にゆいは自分でリュックに詰めていました。

けれど、五感をフル回転させて真夏の遊び切った夜はもうふらふらで、鉛筆を握るも、数字があちこち飛ぶわ、目はうつろだわ。もう今日はいいから、ムリにしなくていいんだよ、と夫君が優しくなだめても、やりたい気持ちが強くて、でも出来なくて半べそをかいていたぐらい。

ドリルの紙を胸に抱きながら寝ていたことを思い出しました♡

学習するうえでの、ママの禁句

今のゆいの(もももかな)脳みそは本当にスポンジのようで、なんでもぐんぐん吸収します。

本人の学びたい意欲にも、知的好奇心にも、目を見張るものがあります。

特に漢字は好きなようで、もう、自分の名前は漢字で書けるようになりました。いったん書けるようになると、あちこちに必要以上に名前を書いています。笑。

けれど、足し算がだんだん難しくなってきて、ゆいの集中力が続かないことがあって。

紙の横に落書きをしたり、隣でアルファベットのドリルをしているももに「お姉ちゃん手伝ってあげよっか!」と声をかけたり。お姉ちゃんのあなたが、ももの邪魔してどうするの!っていう。

勉強は、こどもの好奇心、やる気を上手にバックアップして「楽しく」してこそだと思うのです。

それなのに。

先日、ゆいがあまりにもよそ見をするので腹が立ち、つい言ってしまいました。

 

 

「あなたのためなのよ!」

 

 

ああ。

私、最低。

「ちゃんと集中して!」と声を荒げて「ゆいちゃんがしたくないなら、もういいよ!?ママだってもうしないよ!?何のためにママここにいるの!?あなたのためなのよ!」って。

 

恩着せがましいにも、ほどがある。

 

ゆいも、驚いて目を丸くして、その後への字口になっていました。

そりゃあそうですよね。

「こどものやりたい気持ちに添う」初心を忘れて、ドリルをこなすことが、日々のタスク化してきていたのではないか。

こんなことなら、ドリルをする意味がない!

 

すごくすごく、反省。

 

(鉛筆の持ち方や、お箸の使い方などマナーを正す時などは、あなたのためよという言葉を使って注意してもいいと思いますが。)

 

今は、勉強すること、覚えること自体が重要なのではない。

「学ぶ楽しさを経験すること」が何より大切なのだと、今一度肝に銘じて。

「新しいことを知る面白さ」を、こどもの目線で、一緒に面白がろう。

深呼吸して。

優しい目で、余裕を持って、こどもに向き合いたいと思います。




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